ブロッコリー・カリフラワーを育ててみよう!

◆ どっちがお好み?

健康野菜というイメージが強いブロッコリーとカリフラワー。ともに子供には不人気で昔は嫌いだったけど大人になって食べるようになった、という方も多いのではないでしょうか。共通の特徴としてはアブラナ科でキャベツの仲間、ともに栄養価が高く生サラダのお供として大人気という事が上げられます。

そんなブロッコリー・カリフラワー、家庭での栽培はキャベツの仲間ということもあり、キャベツほどではないにしろ簡単な部類ではありませんが、正しい手順でポイントを抑えれば充分初心者でも収穫まで育てることができ、プランターでも栽培可能です。

ぜひご家庭で取れたてのブロッコリー・カリフラワーを味わってみませんか。

ブロッコリーイメージ

◆ ブロッコリーの特徴

ブロッコリーは地中海発祥でアブラナ科、ケールが祖先のキャベツの仲間です。古くから栽培されてきましたが日本で食べられるようになったのはここ数十年の話です。特徴はとにかく栄養価が高くビタミンC、βカロテンなどビタミン群とミネラルを豊富に含みます。その中でもビタミンCの量は圧倒的で2房で成人男子一日分のビタミンCをカバー出来るほど。

ブロッコリー単品

◆ カリフラワーの特徴

カリフラワーは元々ブロッコリーが突然変異で生まれたもの、と見られています。ブロッコリーと比べ甘くマイルドな味わいが特徴で、ブロッコリーは嫌いだけどこちらは好き、という方も多いのではないでしょうか。栄養価もブロッコリーほどではないにしろ高く、特に茹でた時はブロッコリーに比べ損失量が少ないため栄養価がほぼ同等になる、といった特徴があります。

カリフラワー単品

ブロッコリーとカリフラワーの違い

ほとんど兄弟みたいなもの、らしい

見た目も似ていますが、もともとブロッコリーが突然変異で花蕾が白化(アルビノ化)したものがカリフラワーと考えられているほどキャベツ類の中でもかなり近い関係にあるそうです。両者ともに結束した蕾状態を食用に使うのは同じですが、カリフラワーは一つの塊のように蕾が結束しますがブロッコリーは結球がカリフラワーほど密集しない、という違いがあります。

ちなみに流通量は以前はカリフラワーが圧倒的に多かったそうですが、冷蔵技術の発達により現代ではブロッコリーの流通量はカリフラワーの約6倍と逆転しているそう。

ブロッフラワー
それぞれの葉

左がカリフラワー、右がブロッコリーの葉

栽培スケジュール

育成スケジュール

ブロッコリ・カリフラワーはともにキャベツ・レタス同様涼しい気候を好みます。収穫までの日数は品種によっても異なりますが種まきからだいたい約4〜5ヶ月で収穫と眺めです。春まき・秋まきの2回作れますが、初心者は気温が下がっていく秋まきがオススメです。また、種から育てても苗から育てても構いませんが、プランターで植える株数が少ない場合や家庭菜園初心者の場合は失敗しにくい苗からのスタートや収穫が早い早生種がおすすめです。

ブロッコリー・カリフラワーの発芽

発芽適温

キャベツ類の多くは、4~35℃の広い範囲で発芽可能です。ブロッコリー、カリフラワーとも5~25℃の範囲では、温度が高いほど発芽は促進され最適温度は25℃前後になります。

育成適温01
育成適温2

昼夜の温度較差が3~5℃程度なら育成可能です

蕾の適温

平均気温が25℃以上になると花蕾の生育や形状が悪くなります。

発芽
発芽

情報提供元:タキイ種苗


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ブロッコリー・カリフラワー栽培の手引き

種まきから収穫までブロッコリー・カリフラワーの栽培方法を詳しく解説します。
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ブロッコリー・カリフラワー栽培ワンポイントアドバイス

ブロッコリー・カリフラワーの栽培の豆知識や要注意ポイントを解説。品種選びや必要な用品の参考にしてください。

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