スイートコーン栽培の手引き

1. 種まきと育苗

たねまき

種まきの目安は、最低地温が14℃になったころです。一般地のマルチ栽培では4月中旬ごろ、トンネル栽培では3月中旬ごろになります。マルチは生育初期の地温を温め、水分と肥料分を保持する働きがあるので露地栽培の場合はぜひ利用しましょう。

間引き

欠株を防ぐために1穴に3〜4粒種をまき、発芽後本葉が3〜4枚の時に最も育ちが良い1本を残して、その他の株を根元からハサミで切り取ります。

また、一列より二列の方が花粉が良く付き、実入りが良くなります。

施肥量


元肥は目安として10㎡当たり成分量で、チッソ、リン酸、カリをそれぞれ150〜200gを施用します。スイートコーンは多肥を好みますが、育成初期に肥料による濃度障害を起こしやすいため、追肥を適期に施用することで育成を進めるようにします。

ポット育苗の場合

スイートコーンは、発芽には比較的高温が必要なので、育苗には温度を確保できる場所が必要です。最低気温が15℃以上になったころに根鉢をくずさないように定植します。

ポット育苗の場合

2. スイートコーンの生育

育成スケジュール

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3. 受粉

雌穂形成
受粉の仕組み

稈の頂部に雌穂、中間に2〜3本の雌穂がつきます。この雌穂は子房につながっており、雌穂から実の数だけ絹糸が出て、飛散する雌穂の花粉がついて受粉すると実がなります。

雌穂

▲雌穂(しずい)

人工授粉

トウモロコシに限った話ではありませんが、同じ株同士では受粉しにくいので、特にプランターで栽培する場合など株数が少ない場合は人工授粉が必要になってきます。

雄穂を切り取って雌穂の絹糸部分にこすりつけるだけで完了です。

雄穂

▲雄穂(ゆうずい)

4. 収穫

除房

除房作業は、上から2番目の雌穂の絹糸がで始めた頃、2穂目を除去して1株1穂にする方法で、1穂目を大きくする効果があります。

ただし、除房の際に葉茎を傷つけてしまうことが多いため、やる際は慎重に行い、不安な場合はやらないほうが良いでしょう。

収穫が早すぎると糖度が十分に上がりません。逆に遅れると粒皮のしなびや糖度の低下につながります。収穫適期は開花後20〜25日ごろで、絹糸が褐変し、先端の子実が黄変した時が適期です。試しむきをして熟期を確認し、収穫を行いましょう。

常温では、収穫後5〜6時間で糖分が減り始め、その後どんどん甘さが減少します。家庭菜園ならではのもぎたての味を楽しみましょう。

ヤングコーンの収穫

2穂目以降の雌穂は、小さいうちに摘果することで、ヤングコーンとして食べることができます。葉茎を傷つけないよう慎重に収穫しましょう。

絹糸がでてから1週間ほどで食べごろとなります。

ヤングコーン

スイートコーン栽培ワンポイントアドバイス

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スイートコーンの種類の紹介や栽培の注意すべきポイントや栽培のコツを紹介します。品種選びや用品選びの参考にして下さい。


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